どんな暗闇の中でも「光」を創り出せるような思考を、養えるような「場」という想いを込めて、Hikaribaという名前をつけました。
アートの世界だけでなく、どのような分野でも、クリエイティブな思考や、0から1を生み出せるような思考というのは非常に重要視されてきています。
鉛筆や絵の具で絵を描いたり、粘土や金属で立体作品を作る行為は、答えも設計書もないため、非常に難しく、そして頭を使います。さらに、自分で決めたイメージを最後まで貫き通し、自分以外に発表する精神力も必要です。
だからこそ、絵画や造形活動は創造力や精神力を鍛えられますが、大人になってから改めて取り組むというのもなかなか難しいものです。
Hikaribaは、トップレベルかつ広範囲の芸術性に富んでいる東京藝大生と創作活動をすることによって、細部へのこだわりや表現力、創造することの楽しさを学びます。そして、将来困難なことがあっても壁を乗り越えられるような創造力や精神力を身につけることを目的に活動しております。
一方、日本は欧米に比べて、人々が芸術に触れられる機会が圧倒的に少なく、そのため芸術に触れたくても触れられない、または触れづらいという現実があります。
私たちは、人々がより気軽に、一流の芸術に触れられるような場が作れればという思いで、Hikaribaを立ち上げました。
また、人々と芸術が遠いがために、美術家や音楽家の方々が生活しづらい、力を発揮しづらいという側面もあります。このHikaribaという場が、少しでも人々と芸術が近くなる橋渡しになり、美術家や音楽家の方々のご支援にも繋がればとも思っています。
最終的には、日々の生活や教育に芸術が溶け込んでいくことにより、クリエイティブな人材が増え、アーティストも生きやすくなり、
将来、彼らがいい日本を創り上げていくことに繋がればと思っています。
Hikariba